• リレーメッセージ

リレーメッセージ

小林博也さん(高22期)

2018年3月14日

2015年度から桃陰水泳クラブの会長を仰せつかっております。昨年は95周年記念パーティーを開催しましたところ、皆様方のご協力と各役員のご協力のおかげで、賑やかで楽しい会になりました。100周年記念を目指して、毎年毎年桃陰水泳クラブとしての活動を積み重ねていきたいと考えています。その一つとして、リレーメッセージを始めます。まず、私がそのスタートを務めさせていただきます。

卒業して50年近く経ち、人生もそれなりに長く生きてきましたが、振り返ってみると、その過程において、時にどちらに進むべきか選択肢に迷ったことが多々あります。その際、困難な方を選べと教えられ、できるだけその方を選ぶようにしてきましたが、いつもそうできたどうか、またその結果、その選択が本当に良かったのかどうか、ふと考えるときがあります。

高校で水泳に取り組んだというのも、その一つかも知れません。もちろんその時々で楽しかったことはありましたが、しんどい練習を我慢して(困難な方を選んで)、それを3年間続けたけど果たしてそれがその後の自分にとってどうであったのかと、ふと考えるときがあります。水泳をしていなければ、もっと勉強していたかも、いや時間はあったかも知れないけど、勉強したかどうかわからないし、たとえもっと勉強して成績があがっていたとしても、長い人生で考えればそれが本当に役立ったのかどうか? とか。一方、高校で水泳をしていたおかげで、その後も現在に至るまで水泳を続け、おかげで何とか健康(といっても人間ドックの検査値ははみ出ているものが多いですが)でおれるというのは水泳のおかげかと思います。私の父が糖尿病がもとでなくなったのが、今の私とほぼ同じ年なので、今も元気でおれるのは、水泳に出会い、それを続けてきたおかげと感謝しています。

また、こういう場でこういう駄文を書く機会あるのも、またまた、役員会等で皆さまと議論するのも、面倒と思えば面倒ですが、そういういろんな刺激があり、いろんな人と親しくなれる機会があること自体、幸運なことだと思えます。もちろん、福田会(未熟会)や現役激励会などで懐かしい皆様のお顔を拝見するのも一つの大きな楽しみです。

これからも、水泳をやっていて良かったと言えることをもっと増やせるようにしたいと思いますし、また、桃陰水泳クラブとしても、皆様にそういう場や機会をもっと提供できればと思っています

植田さん、次、よろしくお願い致します。

桃陰水泳クラブ会長
高22期 小林博也
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